先輩社員の仕事紹介(現場監督)

昨年で入社43年が過ぎた66歳!
自分が若い頃想い描いていた60代とはちょっと違うぞ!
まだまだ今の若い者には負けません!・・・なんて言ってるのが年寄りの証拠かな?

駆け出しの頃、土木の道に入ったきっかけや続けられている理由は?と聞かれた時、
“黒部の太陽”という、三船敏郎と石原裕次郎共演の、黒部第四ダム建設の映画に感動して!と答え!
仕事で悩み、行き詰った時、『無名碑』という曾根綾子さんの本を読んで助けられ、夢を膨らませたものです。などと答えていたのを覚えています。

特に無名碑は、一人の男が大自然を相手に人間の知恵と勇気と力を発揮して、ダムや道路の建設に生涯を賭けていくという物語で、
無名碑とは、人間が自然の中に造り上げ、完成すればその地を去っていくそして・・・・・名前は残らない。
完成された構造物は、すべて輝かしい『無名碑』なのである。という解釈なのです。

だから自分の子供がまだ小さかった頃、道路を走っている時に「この道はお父さんが造ったんだよ」などと言っていたものです。
それだけ自慢できる仕事を43年間この会社でやり続けてきたという自負が、今の私にはあります。

・・・・継続は力なり!・・・・