ドライバーの皆さん、シートベルトはもちろん着用されていると思いますが…
2017年12月14日、シートベルト着用状況全国調査の結果を改めて確認してみると気になることが。
運転席での着用率は一般道で98.6%(高速道路は99.5%)に対し、後部座席では一般道36.4%(高速道路74.4%)とかなり低いです。
記事を読むと、「2008年に後席のシートベルト着用が義務化された」とありますが、自分は勝手に「違反をとられる高速道路走行時だけ!」と考えていました。
認識不足でした。
どこを走行しようと急ブレーキがかかれば、体は前へ飛び出します。
(時速60㎞で壁に激突した場合、高さ14mのビルから落ちるのと同じ衝撃)
後部座席に乗車した人がシートベルトを着用していないことで、事故の際、本人の命が危険にさらされると共に、前席に乗車している人の命まで奪うことになりかねないです。
子供さんはとくにシートベルトを嫌がりますが、JAFや警察庁のホームページなどで事故の衝撃実験映像や、広告、啓蒙ポスターなど、ネットを開けば多くの情報がありますので、子供さんと一緒に交通安全について学ぶのも手だと思います。
大人が はっ!とさせられる、そんな気づきもあるかもしれません。
ところで…
運転席のシートベルト着用率は100%ではないの?と疑問に思いましたが、「シートベルトをしなくてもいい場合」というのがあるそうで、
療養上シートベルトを着用することが適当でない場合など、やむを得ない理由がある時は違反とならない場合があるそうです。こちらも「道路交通法第71条の3」を検索すればたくさん出てきますよ。
知っているようで知らないこと、知らないと怖いこと、まだまだたくさんありますね。