東北復興工事現場の視察へ行ってきました

先日、当社で工事している東北の防潮堤外災害復旧工事現場を視察してきました。

私たちは東日本大震災後の東北復興支援にいち早く駆けつけ、現在も宮城県南三陸町、気仙沼市を中心に、より安心・安全な国土の実現のための復興工事に携わっています。

今年で8年目となりました。どういった思いを込めてこの東北支店を設立されたのかを「東北支店設立趣意書」を読み返すことで今一度確認したいと思います。


【株式会社橋本組東北支店設立趣意書】

東日本大震災から一年が経過しようとしているにもかかわらず、未だ復興の槌音は、東北の地から聞こえてはこない。
全国から義援金が募られ、多くの激励や支援が行われてはいるものの、東北地方の現状は、震災の日から大きく変わってはいない。
これが、現実である。

日本に住む、同じ日本人として、我々ができることは何か?
今、最も東北地方に求められていることは、社会資本の早急なる整備である。
ところが、莫大な整備費が予算化されたにもかかわらず、技術者や労働者の不足により、入札参加者が皆無の案件が続出するなどして、工事の着手すらままならない状況が続いている。
東北地方では、技術者の絶対数、労働調達力が不足している。
それに対し、我々には、技術面、調達面において、その力を発揮できる人材がいる。
よって、我々橋本組は、スピードが求められる復興の一助となるため、10年間を目途に、東北地方での活動を行うこととする。
そして、そこで得られた利益を社会還元することを旨とし、東北のみならず、我が国の経済循環の一翼を担う。

以上の趣意を鑑み、我々が有する経営資源である人材、技術力、調達力を動員して、東北地方復興の一助となるべく、ここに株式会社橋本組東北支店の設立を宣言する。

株式会社橋本組 代表取締役 橋本勝策


橋本組の経営方針である、「確かな品質で社会資本整備の一翼を担い地域社会の発展に貢献する」 を念頭に置き人々に信頼される企業を目指します。